※この作品では【僕→私】になっています。
目を閉じれば君が蘇る。
君は蝶々で、私は花。
君は美しい花の中を忙しく飛び回る蝶。
花達は蝶が止まってくれるのをただ、待つだけ。
どんなに花が香りを放っても、蝶はヒラヒラと別の花に向かう。
それならば、いっそ私は枯れましょう。
ただ、ひっそりと蝶への思いを土に返して。
何もかもなかった事にして。
―――なのに君はどうしてそんな顔をするの?
君にとって私は沢山ある花の一つ。
君は気まぐれな蝶で、花の気持ちなんて知らないはずで―――
花はもう枯れてしまった。
私は時々、君の事を思い出しては記憶の中の君を愛でる。
でも何故かな。
あの時の君の泣きそうな顔が一番鮮やかに蘇る。
目を閉じれば君が蘇る。
君は蝶々で、私は花。
君は美しい花の中を忙しく飛び回る蝶。
花達は蝶が止まってくれるのをただ、待つだけ。
どんなに花が香りを放っても、蝶はヒラヒラと別の花に向かう。
それならば、いっそ私は枯れましょう。
ただ、ひっそりと蝶への思いを土に返して。
何もかもなかった事にして。
―――なのに君はどうしてそんな顔をするの?
君にとって私は沢山ある花の一つ。
君は気まぐれな蝶で、花の気持ちなんて知らないはずで―――
花はもう枯れてしまった。
私は時々、君の事を思い出しては記憶の中の君を愛でる。
でも何故かな。
あの時の君の泣きそうな顔が一番鮮やかに蘇る。
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